竹の数学者、 日詰明男(ひづめ・あきお) さんに出会ったのは、3年くらい前の10月のことだった。毎年この時期、武蔵野美術大学(以下、武蔵美)の特別講義のため静岡の里山から上京し、小平市内にある美術関係者が集う古民家に滞在していた。